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畳など天然素材のものなら大丈夫なの?

シックハウス対策として一番有効なのは要因となるトルエンやキシレン等の揮発性有機化合物(VOC)のものを使わないことですが、たまに「うちは畳とかフローリングなどに使われている素材は自然素材のものだからシックハウスにはならないよ。」という人がいます。

しかし自然素材のものだからシックハウスにはならないから安心とは一概には言えません。例えばその天然素材のものに建築資材などに加工する時に抗菌処理や防腐処理が施されている場合があって、その処理の時にシックハウスの原因となる揮発性有機化合物(VOC)が使用されているケースがあります。フローリングなども家を建てる施工の段階で接着剤等に化学物質が含まれている可能性があります。

じゃあ畳だったら大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、畳に使われるイグサが畳になる前の栽培・育成の地点で防虫剤などの農薬が使用されている可能性だってあります。だから一概に安心とは言えないのです。

宣伝のコピーなどで天然素材とか無農薬栽培などうたっている場合がありますが、なにかしら化学物質が含まれる場合があります。だから宣伝文句などだけに惑わされずに、その素材自体を自分の目で実際に確認したり、検証する必要があると思います。特にシックハウスに関しては建ててしまえば取り返しがつかなくなってしまうので、十分に自分で確認することをオススメします。

まずは自分がシックハウスについて知りましょう。

住宅を建築する時にまずは家を建てる自分がシックハウス対策についてよく調べてみましょう。建築設計士やハウスメーカーなどの業者任せにして、家を建てた後で、シックハウス症候群になったと言ったところで、もう遅いですよね。

最近では厚生省がシックハウス対策に乗り出して、シックハウスについてのガイドラインを作成しているので、全くシックハウス対策をしていない業者はいないとは思いますが、最初に打ち合わせをする段階で、おたくでは具体的にどのようなシックハウス対策をしているかということを確認することも大事でしょう。その時にも建築主である自分がシックハウスについて全く無知であれば業者が言っていること自体を理解できないでしょう。

もし、業者任せにしておいて、後でシックハウス症候群を発症したとしても、業者側に社会通念上の瑕疵がなければ、責任追及をすることは難しいと思います。

シックハウス症候群は、住宅の建築時だけではなく、シックハウス症候群の発症時期には個人差・年齢差がありますし、住んでいる時の換気の常態や、温度・湿度や使用している家具や張替えた壁紙、飼っているペットなどによっても発症する要因があるので建築業者だけが悪いとはいえないのです。

シックハウス症候群を防ぐ為には、これから家を建てて住む自分自身がシックハウスについて興味を持ってシックハウス対策を理解することが一番大事なことだといえます。